僕は先日フィカスアルテシマという観葉植物を我が家に迎え入れました。
それと同時に、自分のインテリアに合う鉢を買っています。
購入した時の植物は黒いビニール鉢に入っています。しばらくそのままでも良いのですが、せっかくならお気に入りの鉢に入れたい。
ということで、ビニール鉢から植え替えを行いましたのでレポートします。
今回もいつもの2冊と信頼できるネットの情報をもとに実践します。
いつもの2冊はこちら
植え替えができる時期があるの?
フィカスアルテシマに限らず、観葉植物には植え替えに適した時期があります。
一般的には以下のように言われています。
フィカス・アルテシマの植え替えは、5〜9月頃が適期です。2〜3年に1回行うとよいでしょう。ただし、暖かい室内なら、時期を気にせずにいつでも作業できます。
https://greensnap.co.jp/columns/grow_ficusaltissima
また、書籍では植え替えのタイミングは、時期は気温が15度以上になる5-9月ころで、30度以上の日や長雨が続くときは避けるといわれています。
まとめると
- 気温15℃以上がベター
- 月で言うと5-9月
- 部屋が暖かければ冬でもできる
- 梅雨の時期や夏は向かない
僕がフィカスアルテシマを購入したのは12月の真冬です。ただ、部屋は概ね15℃前後(寒いと12-13℃になりますが)だったためチャレンジしてみました。
必要なもの
植え替えをする際に必要なものをホームセンターや100均で集めました。
- 土(赤玉土、鹿沼土、腐葉土)
- 土入れ器
- 鉢底ネット
- ゼオライト
- 作業用シート
ホームセンターなどには「観葉植物用」という土が販売されていますが、私は土作りも楽しみたかったので各種の土を購入して自分でブレンドしました。配合についてはこちらで解説します。
土以外の備品は100均です。このへんは安いもので十分です。
土入れ器は普通のスコップよりも植物用のもののほうが土がすくいやすくてGoodです。
ゼオライトとは?
ゼオライトは、鉱物の一つです。吸着性と保水性に優れており、水や栄養素を吸収、保持します。つまり、根に適切なタイミングでそれらを放出するため、根の健康を保つことができます。また、鉢底にゼオライトを敷く事により通気性が良くなるため、根腐れのリスクを減らすことができます。
100円ショップに売っています。
手順
手順は以下の通りで行いました。
- 鉢底ネットを適当な大きさにカットして敷く
- ゼオライトを敷く
- 配合した土を1/3程度入れ、植物の根鉢をそのまま入れる
- 鉢の隙間を土で埋めていく
土の配分
初心者なので土の配分は書籍を参考にしました。
自分で配合したいとは言えなるべくシンプルで簡単な配分のものを選びました。
赤玉4:腐葉土4:鹿沼土2
配合は以下の通りです
赤玉4:腐葉土4:鹿沼土2
観葉植物の土を配合する時には以下のポイントを大切にします。
- 無機質であること
- 排水性が高いこと
無機質な土のメリットとしては害虫や微生物が繁殖しづらいことです。室内で育てるから虫などがいると気持ち悪いですよね。害虫や微生物は有機物を利用して繁殖します。
また、無機質の土は排水性が非常に高いです。室内はやはり空気がこもるので乾きにくいです。水分がたまっていると根腐れの原因になります。なので排水性の高い土を利用することが重要です。
今回は3種類の土を配合していますが、それぞれは以下のような特徴がある土です。
赤玉土
赤玉土は火山灰土の下層部にある赤土のかたまり。大粒、中粒、小粒に分類される。保水性、排水性、保肥性に優れる。
選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物を楽しむ教科書
腐葉土
落ち葉などを長時間かけて発酵させたもの。水はけ、水持ち、肥もちをよくするため赤玉土や鹿沼土と混ぜて使う。
選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物を楽しむ教科書
鹿沼土
赤玉土に似ているが、赤玉土よりもやや酸性になる傾向がある。保水性、排水性、通気性に優れる。
選び方・育て方のコツがわかる!観葉植物を楽しむ教科書
フィカスアルテシマは水はけのよい土を好む
フィカスアルテシマは水はけのよい土を好みます。市販の観葉植物用の土でも良いのですが、自分でブレンドすることによってより愛着がわくでしょう。
今回は簡単な配合で土を作ってみましたが、フィカスアルテシマは硬質の赤玉をメインにパーライトやピートモスと言った土を配合することもおすすめされています。
ぜひ試してみてください。
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